脱力とは「必要最小値の力」

FS整体研究会主宰 上原です。

最近、我々の業界でも、「脱力」
というのが言われ、流行りに近いものがあり
「脱力」の定義が曖昧に
なってしまった感があります。

多種多様に解釈され、複雑化している。
言語や身体の使い方など、
なにが正しい、間違いではなく、
上原が学びから経験し、
施術に活かしていることや
身体の使い方などに
実践してきたことを少し話ます。

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脱力とは「必要最小値の力」
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「脱力するとスピードが上がる」
「脱力するとパンチの威力がます」
「脱力すれば筋肉が緩む」
「脱力すれば楽器演奏がうまくなる」

まー、力まずに力を抜くという
解釈だと思いますが、なかには
「脱力するな」と言う人もいます。

そして、施術をするときは
この「脱力」の感覚は変わります。
相手と向き合い感覚を共有するからです。
相手に触れて動かす。
これはまたいつか話そうと思います。
今回の感覚と、また違うからです。

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そもそも脱力ってななに?
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だいたい、「体の力が抜けること」
と思われると思います。

実際、簡単なようで難しくもあります。

力を抜く
無駄な力を入れないことが、どれほど
難しいことなのか。

もし、力を抜けば抜けるほどいい
という事になれば、人は立つことすら
維持できなくなると言う事です。

なので、力の入れすぎはダメですが、
抜きすぎてもダメなんです。

例えば、立位で緊張状態が10とします。
脱力して寝転がる状態を0とします。
立位で脱力する場合10、9、8…
と徐々に力を抜きますが、
0まで抜いたら、当たり前ですが
立っていることはできません。
なので、ギリギリの力(最小値)
1を作り出すことです。

でもほとんどの人は、
力を抜くことができずに
3、〜5の状態で
立位をキープしています。
この(余剰な力)緊張が
「無駄なリキミ」力になっています。

そして最小値1の状態は、
姿勢やポジショニング、
動作などで常に変化します。

これは、あなたにも経験があるかも
しれませんが…
学校などの掃除の時間に、
ほうきの棒、を逆さにして
手のひらの上にその棒を乗せ
バランスをとる遊びを
したことありませんか?
私の小学校では、それが競技とされ
運動会の種目があったような
記憶があります。

実際にやってみるとわかりますが
慣れないと、かなり難しいです。
ほうきを倒さないように保持するには
力を入れ過ぎず抜き過ぎず
微調整するんです。
手のひらでバランスをとりながら
姿勢や動作によっても変化します。
これが必要な「最小値の力加減」です。

でも私達はうまくやろうとして、
ギリギリまで力を抜けないので、
棒を握り込んでしまいます。

このギリギリの感覚なんですが、
以前、聞いたことがあります。
酔っぱらいの「千鳥足が理想の脱力」
だそうです。

微妙な力加減のイメージモデルですよね。
倒れそうで、倒れない。
フラフラしながらバランスをとっています。


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「無駄な力と必要な力」
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脱力とは
 ⬇
無駄な力を抜き、必要最小限の力

適切な脱力とは、リキんでもダメ
抜きすぎてもダメで、
無駄な力は抜き、最小限の必要な
力を入れるバランスの上に、
”適切な脱力”が成り立ちます。

どうすれば最小の力で立つことが
できるか。

筋肉は、その動きによって
姿勢を維持する筋肉と身体を動かすための
筋肉に分けられます。

・姿勢を維持するのは(インナーマッスル)
・身体を動かすのは(アウターマッスル)

インナーは持久力があって、
長時間使っていても疲れずらい特徴がある。
アウターは瞬発力がある動きは得意で
疲労しやすい。

本来、姿勢を維持するのはインナーなのに
実際は、アウターを使っている人が多い。
このアウターで姿勢を維持する力が
リキミ「無駄な力」ということです。

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脱力の感覚をつかむエクササイズ
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エクササイズはいくつか
ありますが、わかりやすくて
やりやすいモノをお伝えします。

・腕の力を抜き脱力する
腕の重みって、だいたいどのくらいか
わかりますか?

だいたい5キロくらいと言われています。
この腕を垂直に真上に上げて、
一気に脱力する。
これが最初は難しいいんです。
出来てるようで出来ていない。
無意識でブレーキがかかり、
無駄なリキミが入ります。

もし誰かペアが組める相手がいれば、
腕を持ってもらい上に上げてもらいましょう。
その時に、相手がスーッと持ち上げていれば
無駄なリキミが入っています。

しっかり脱力出来ているようであれば
「腕の重みを感じる」からです。
5キロの重みが腕一本にかかるんですから
しっかり重みを感じますよね。
それが感じられないのは、腕にリキミがあり
無意識でアウターを使っているからです。

何回も反復して取り組めば、
必ず出来るようになります。
まずは脱力の感覚を体感し、身につける。
是非やってみてくださいね。

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それでは次回もお楽しみに!
ありがとうございました。

上原

 


2021年7月27日 脱力とは「必要最小値の力」 はコメントを受け付けていません FS整体コラム